ロック好きが思うエモいと世間が思うエモいの認識のズレ

様々な場面で若い人がエモいと言う言葉が使われている。
大抵の認識は、
趣きがある、風情がある、哀愁漂う
的な日本語に当てはめられる事が多いがロック好きからすると少しニュアンスが違う。
エモというパンクロックやハードコアから派生したロックのジャンルがあり、5、6年前からエモいというワードはロック好き使っていた。
エモとは、攻撃性や激しさの中に、繊細さや不安感などが混じった様な音楽性である。
尾崎豊はサウンド面では全く違うが、狂気じみてるが今にも崩れ落ちそうな感じはエモと通じる部分があると個人的には思ってる。
エモいとはロック好きから内輪ノリでそう言う、繊細で美しいが、少しゾッとする様な恐怖感がある物や何処か物悲しさがある気持ちなどを形容する時につかわれてきたが、
今現在エモいが趣きや哀愁などの日本語に当てはめられるのを見ると、本来ならば必要不可欠な攻撃性や激しさが無視されている気がする。